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子供たちを放射能から守ろう
~内部被爆を避けるために~
10月23日(日)13時30分
鶴ヶ島市富士見公民館
講師:中根眞也(中学理科教師・内部被ばくを考える市民研究会代表)
この集会の実行委員の方々と、先日市長・教育長に会いました。
学校給食での食材と牛乳について測定の意志確認、
23日集会への参加依頼が主な議題でした。
市長の回答は「基準値内だから安全と考えているわけではない」
とはいうものの、学者の意見も二つに割れているということを盾に、
「行政としては根拠のある数値によって立つしかない」と消極的。
測定器購入はより正確を期すには値段も高くなるが、検討はした。
職員勉強会は検討したが、偏りのない講師を選定できず
「どちらかに偏ることもできず、頓挫している」
「偏らないように」という行政の宿命を超えなきゃ、市民の安全は守れませんねぇ。
教育長は「教師は放射能の勉強はしたことがない、知らない」
「新指導要領では中学3年で放射能を扱うことになったので、
これからは教師も勉強しなければならない」というのみ。
私たちが「放射能のキケンについて教えろ」と言ってるような受取り方、
それはその通りだけれど、
教育というのは、サンデル流に
生徒自身が調べた結果自分の意見をまとめたことに対し、、
「どうして、そう思ったの?」と
問いかけていくのがベストだと思います。
そうした教育の原点をしっかり持っていないらしく、
学者も割れているし、
行政としてはどっちかに偏るわけにはいかないし、と
教育の場で取り上げることに躊躇している様子には、
なさけなくなりました。
学校給食については、
「検査して結果が出た頃はもう食べてしまっている」
と言うことに対して市民サイドは
「もし高い数値が出た場合、継続喫食を避ける根拠になる」と
検査を奨励。
小学生をもつ女性は、どんぐりや落ち葉を拾って工作する授業に対し、
放射能の心配を訴えたら、うちの子だけ写生に変更してもよい
ということになった。校長はまったく理解していない、不勉強だと
怒っていました
参加者が一所懸命訴えたのは、
とにかく「正確なデータを出してください」ということでした。
正しい情報がないことには、個人として対策の立てようがないからです。