高柳允子の日々雑感
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「日韓外相会談で従軍慰安婦問題が合意した」と報道。
読売新聞では、従軍慰安婦の解説が「対価を得て旧日本軍将兵の相手をした女性」とありました。
戦争の始まりの頃ならいざ知らず、戦局怪しくなった頃に「対価」が支払われたとは考えにくいですよね。実際「対価」などなかったとの証言があります。
「対価」のことはさておいても、だまされて戦地に連れてこられ、兵隊に見張られて、自由のなかった女性たち、「強制連行した証拠はみつかっていない」とはよく言ったものです。
安倍首相は「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べ、朴槿恵大統領は「首相が直々に表明したことは、被害者の名誉と尊厳の回復、心の傷を癒すことにつながる」と応じました。
本当に「心の傷を癒す」ことにつながるのでしょうか。まさに政治的決着ですね。
元従軍慰安婦の人たちは国家としての責任の表明とお詫びを求めていたはずです。
ことばとは便利なものです。一方で国としての謝罪はしないのですから。
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