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「戦争法の廃止を求める統一署名」が始まっています。
9月19日に参議院を通過した「平和安全保障関連法」は、
多くの憲法学者が憲法違反だと断じたにもかかわらず、
“強行採決”され“成立”したものです。
それで、法案の廃止と憲法9条を守り生かすようにという2点を
訴えた国会請願活動です。
呼びかけ団体名は
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。
30団体が名を連ねています。
昔はこうした署名は労働組合が中心になって行われたものです。
今、労働組合は影が薄く、自分たちがこれからますます経済の歯車の一つにすぎなくなっていく状況をどう考えているのでしょうねぇ。
労働組合がしっかりしていれば、
ブラック企業がのさばることもなかったろうにと思われてなりません。
キリスト者政治連盟(キ政連)の常任委員会でもこのことが話題になりました。
資本家の圧倒的力に労働者個人が対抗できるわけがありません。
だからこそ国際的にも労働組合というものが認められているのです。
働く人一人ひとりがそのことを自覚するためには、理論が必要です。
労働組合がその理論を構築し得ない時代であることは嘆かわしいことです。
政党がその理論を背負って政治を行ってくれればいいのですが、
「あいつ気に食わない」といった感情で対立しているのも嘆かわしいことです。
今回の総がかり行動に参加している労働組合は、連合に加入していない
全国労働組合連絡協議会と全国労働金庫労働組合連合会の二つです。
政党が私たちの思いを代弁してくれない、
あるいは労組が行動を起こしてくれない限りは、
私たちが総がかりで行動を起こすしかないと立ち上がったのが、この運動だといえるでしょう。
市外の集会になかなか行けない私としては、
ここは頑張り時と、どこへ行くにも署名用紙を持っていきます。