高柳允子の日々雑感
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
わかば大学塾の環境講座で宮沢仁美さんのお話しを聞きました。
遺伝子組み換え作物についてのレクチュアのあと、
シヴァさんはアース・デモクラシー=地球市民ということを言います。
自由を再定義する言葉だと言います。地球上の全生命のデモクラシー、地球全体に拡がるコミュニティの在り方、ローカルであると同時に全地球的な生き方、母の中の母、それは大地。
遺伝子組み換えを拒否し、自然な生き方を進めていく中で、行動をおこすのはいつも女性だと気づきます。エコロジーとフェミニズムがここで一つになったといいます。
エコ鶴がここ数年意識してきた人間は生態系の外にいるのではなく、生態系の一員だという考えとの共通性を感じました。
ただ、私たちのしていることは、啓発活動の域を出ていません。
ささやかな実践は趣味人として変わり者とみられるだけかもしれません。
シヴァさんは伝統的農法を駆使し、新たな方法をさぐり、実際にコミュニティを形成しています。
シヴァさんのコミュニティは理想郷、かもしれません。
アメリカからは遺伝子組み換え作物がやってきます。
日本からは原発がやってきます。
難儀な時代を生きぬいていくのは大変でしょう。
でも科学と哲学に支えられた筋の通った思想が力を発揮してくれることでしょう。
PR