高柳允子の日々雑感
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2009年平成21年9月4日(木)
新井淑子さんというヴァイオリニストは、夫のセッポ・キマネンさんとフィンランドの片田舎で室内楽の会を開きました。お客さんは5人だったか、8人だったか、とにかく一桁のお客さんだったそうです。
その一桁のお客さんがとても喜んでくれたので、次の年も開催しました。
やがてクフモ音楽祭として有名になり、今では、6万人ものお客さんが訪れるのだそうです。
こういう話って、しばしばありますよね。そりゃ、ウンがよかったんだよ、とか、関係者を説得する力があったんじゃない、とか… そう、先日のポリトライブ批判の、その席で、こんな話になったのです。しょむないポリトライブにくらべ… なんておもわぬ方向に走ってしまったのよ。
少数だから価値がないとか、やり方が悪いんだとか、そんな言い方されると、抵抗したくなっちゃうじゃありませんか。
「そりゃ、すごいね」とか、「素敵な話だよね」とか、「あきらめないで続けること、大切だよね」ッて、素直な反応をすればそこで話は終わったのにね。
素直じゃないから、思わず議論しちゃったのよね。
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