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高柳允子の日々雑感
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出演者のお1人高山真樹さんは隣町である毛呂山の住人です。
お誘いをいただいたので、ちょうどイベント等もないし、
久しぶりに教会へ行こうと思っていたところでしたので、
六本木まで足を伸ばすかと、俳優座に行ってきました。

17回目(=17年目)の朗読会「戦争とは…2011]です。

戦時、宣伝媒体として利用されてしまったという広告マンの手記。
戦時中は絵画も音楽も宗教も、
すべてが戦争への協力なしには生きていけませんでしたね。

数年前に共同通信の記者のスクープで明らかになった
朝鮮戦争時の米軍による「ノグンリ虐殺事件」。
これは初めて聞きました。

浜松大空襲下のファミリー。
多くの人が自宅の防空壕で焼け死んだのは、私の経験と重なります。

長崎被爆者の体験談、俳優座にも、被爆者がいたんだ!

湯川秀樹博士の詩「原子と人間」。(ここはちょっと居眠り)

原発労働者の書いた「原発がどんなものか、知ってほしい」は
4人の輪読形式でしたが、絶妙な間の取り方とスピード感で
プロの朗読が内容を一層際だたせていました。

「戦争を伝えることば」は戦後を生きる、重い兵士体験。

丸木俊「ひろしまのピカ」は、何回か読んでいますが、
きょうはジックリ味わいました。

午前中の礼拝で「はい、したがいます」と返事しておきながら、
イエスさまの弟子は「まず父を葬らせてください」と、
私事を優先しようとした話を聞いたばかりです。
何を宣べ伝えようとするのか、そこがはっきりしていないと、
私事優先になってしまうのではないか、とも。

戦争をめぐる状況をこうしてまとめて聞いていると、
まずきょうの生活を満たすことのみに意を用いて、
人類全体がどうあるべきかをあとまわしにしてきたのではないかと、
心が傷みます。
このところNHKはじめ、戦争秘話がいくつか放映になりました。
原爆投下は阻止できたはず、沖縄戦日米双方の悲劇、等々、
自然の一員としての人類、命を守ることを土台に据えて、
新しい世界を構築していくプランを、すべての人が考えることが
今ほど重要だと感じたことはありません。


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