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環境活動の仲間から勧められていた映画「TOMORROW~パーマネントライフを探して」を見ようと、渋谷まで出かけました。キ政連委員会のため東大前まで行くので、この日に合わせて交通費節約。
駅と青山学院の間くらいと思って歩いていたら、青山学院まで行ってしまいました。信号待ちをしている男子学生3人連れに「イメージフォーラムこの辺にないかしら」って尋ねたら、二人は首をかしげましたが、一人は「まかせてくださーい」って、学生っぽい言い方。昨年の秋、八坂圭さんの個展を見に六本木へ行った時のことを思い出しました。個展会場を出て、もう一カ所のホテルでの展示を見ようと思って、道に迷ってしまったときのこと、あか抜けたファッションに身を包んだ女性が、頭のてっぺんから声を出すような話し方でしたが、親切に会場まで連れていってくれました。若者って存外親切なんだなって感じ入った次第です。
さてさて映画館に入ってビックリ。社会的なメッセージを持った映画のチラシが何十と置いてあるのです。さすが渋谷!
映画は、人類はそう遠くない未来に滅亡する恐れありとの学者たちの言葉に心を痛めた女優が幸せに暮らすためのライフスタイルを探す旅の記録です。
全編を通じて、ナチュラルな生活に辿り着いた人々が紹介されています。「資本主義の終焉」という言葉も聞かれるこの頃、小規模コミュニティの存続を前提とした自給自足の生活は、とても魅力です。資本家と株主を儲けさせるだけの経済は終わり。傑作なのは、警察の敷地にだれでも収穫できる野菜ベルトを作ったこと。こんなアイデアはほんと愉快ですね。
政治家は不要で、くじ引きで選ばれた人が語り合えばいいなんて、ビックリするようなアイデアですが、裁判員制度のこと考えれば、そう突飛なアイデアでもなさそ。カースト最下層出身の村長が作った理想の村、シュタイナー教育の実践も出てきます。そして、ドキッとする言葉「理想を語る人はたくさんいるけど、行動しないわね」
エコ鶴市民の会でも、見学したり講演会開いたり、学習会もするけど、「ああ、いいお話を聞きました」あるいは「ああ、素晴らしい実践ですね」と言って、会場を出たら忘れちゃうんだよねって嘆き節がしばしば聞かれます。
生ごみを減らそうと、野菜くずを集めて堆肥を作り、野菜を育てているエコ鶴健康農園、ちょっぴり自慢してもいいかな。
夜の委員会まで時間があるので、道路の反対側にある国連ビルの一角の地球環境パートナーシッププラザに寄ったら、月曜日休館日でした。ザンネン!
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