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土曜保育、お母さんに連れられて登室してきたA君、
メソメソと泣いてお母さんにしがみついています。
ようやくお母さんがお仕事に出掛けても、
玄関に座り込んでずっと泣いています。
指導員二人で代わるがわる声がけして、
やっと勉強の時間に入りました。
学習時間が終わる頃には、どうやらいつもの元気を取り戻し、
B君と外遊びを始めました。
「B、ボールもってこいよ」とか、
「B、ほうきもってこいよ」とか、
ついさっきまでメソメソしてた子とは思えない、
えらそうな口をききます。
びっくりポンです。これが子どもなんですね。
そのA君、意外や意外、バスケがうまいのです。
私も中学校以来のバスケをしてみました。
なかなか入りません。
しかも結構な運動量なのです。
これまたびっくりポンです。
きょうは登室児の少ない土曜日だったので、
久しぶりに子どもたちとよく遊びました。
きょうの学童保育のオヤツは白菜とえのきとベーコンのスープです。
お菓子のオヤツは文句なくみんな食べますが、
こういうオヤツには好き嫌いがあります。
最初から「いーらない」と言う子、
白菜とえのきはすべて取り除けて食べる子、
汁だけ残す子。
近頃の子は野菜不足だという声を受けて、
オヤツで補うという方針ですが、おとなのこころ子知らず。
お迎えの時間の遅い子には、特に、こういうオヤツ、
しっかり食べてもらいたいと思います。
大学でも、100円朝食だすところがあったり、
食育に力を入れていると聞きますが、
我が家の大学生は我関せず。
すっかり不規則な生活になってしまっているので、
食事は自助努力ということになっていて、
ラーメン大好き長男は自分で作るんですが、
野菜ゼロのことが多いです。
将来が心配です。
学童保育室へ女子栄養大から学生さんが二人やってきました。
主任指導員は「おもしろそうなことが始まるよ」って、
子どもたちの気持ちを惹きつける言葉かけをしています。
まだやんちゃな上級生が下校してきてない時間で、
割とおとなしく集まってきました。
紙芝居をしてその紙芝居に出てきた動物になぞらえた手の動きを教えます。
次に乳液のようなものを手のひらと甲に塗りつけます。
「白い色が消えるまでしっかりこすってね」
みんな顔を見合わせて、「できたぁ」
「あ、まだ白いよ」と、興味津々。
「では、手を洗ってくださーい」
手を洗い終えた子は、黒いボックスの中のライトに手をかざします。
ブラックライトです。
乳液状のものを洗い残していると、青く光ります。
特に爪の周りはほとんどの子が青く光っています。
「寒い冬がやってくると、ばい菌さんはとても元気になります。
食べ物について中毒を起こしたり、下痢をしたりしますから、
しっかり洗いましょうね」
長久保小は本日、高坂の動物公園へ遠足。
学童保育室へ当室するなり、遠足で残してきたオヤツを出して、
和室、ホール、テラスと、好みの場所で、
好きな子同士が円陣組んで、オヤツの二次会。
本日の学童保育のオヤツはさつま芋とりんごのパイ。
NPO法人カロ-レが運営するコミレス「ここほっと」併設の
おやつセンターでつくられました。
せっかくのおいしい手作りオヤツ、
半分くらいの子は食べませんでした。
自分でえらんで買ってきたスナック菓子がいいんですかねぇ。
そういえば、娘たちが小学生の頃、
手作りプリンよりプッチンプリンを好きだと言うと言って
消費者グループの会合で嘆きの言葉が聞かれましたっけ。
レンコンが入っていて、かむとサクサクとした歯触りでかみごたえがあります。
最初に2人続けて残したので、今日のおやつは不人気か、ってドキリとしましたが、
あとの子たちは完食し、お代わりをした子たちも結構いました。
つけあわせの小松菜の中華風煮びたしは最初から取らない子が半数以上。
食べた子は「おいしいね」と言ってくれたのですが…
野菜の高い折に、レンコンや小松菜なんて、ぜいたくといってもいいくらいですが、
子どもはそんなこと「しったことか」の世界ですね。
国は率先して「食育」を進めていますが、
飽食の時代に育った親に育てられている子どもたち、
食べにくい野菜には手がのびません。
この子たちが熟年になる頃には、不健康な生活が蔓延しているのではないかしら?