高柳允子の日々雑感
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今年の夏もまた、“初めて“公開される戦争に関する埋もれていた情報。来る年も来る年も、新たな情報が出てきます。
今夜は「封印された原爆報告書」。50数冊の報告書はアメリカの核戦略に利用され、被爆者のためには全く役立てられなかった、との解説。被爆者の役に立つようにと積極的に提供された報告書もあったとのこと。「世界で唯一の被爆国でありながら、原爆被害に目をむけてこなかった日本」と番組の結びのことば。
「唯一の被爆国」という言葉を使うことに反対の方もいます。核実験の犠牲になった太平洋の島々、最近では劣化ウラン弾の被爆等、たしかに「唯一の」ではないかもしれません。「世界で初めての被爆国」と言った方が正しいのかもしれません。
いずれにしろ、「平和」のかけ声がホンモノであるかどうかが問われています。世界中に注目の輪が広がっている「9条」を日本自身が守れるかどうかが問われています。
今夜は「封印された原爆報告書」。50数冊の報告書はアメリカの核戦略に利用され、被爆者のためには全く役立てられなかった、との解説。被爆者の役に立つようにと積極的に提供された報告書もあったとのこと。「世界で唯一の被爆国でありながら、原爆被害に目をむけてこなかった日本」と番組の結びのことば。
「唯一の被爆国」という言葉を使うことに反対の方もいます。核実験の犠牲になった太平洋の島々、最近では劣化ウラン弾の被爆等、たしかに「唯一の」ではないかもしれません。「世界で初めての被爆国」と言った方が正しいのかもしれません。
いずれにしろ、「平和」のかけ声がホンモノであるかどうかが問われています。世界中に注目の輪が広がっている「9条」を日本自身が守れるかどうかが問われています。
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キ政連の総会。総会の後は恒例の記念シンポジウム。今年のテーマは「『韓国併合百年』と私たち」
世の中では、いろいろ議論していますが、キ政連の立場は歴史を正しく見ていくということ。日韓関係では、政治的に恣意的に隠されたことを正しく知ることが大切です。だいたいは知ってるつもりでも、シンポジウムを聞くと、まだまだ知らないこと一杯あるなぁと思いました。
朝鮮人に対して偏見を捨てられない人が一杯いることも在日の人々を苦しめている、その具体例を聞くと心が傷みます。
森川静子さんの話。韓国留学中に日本大使館前の水曜デモに加わった。慰安婦は私の身代わりになったんだと知る。つまり、日本の子女を性病から守るために、汚れ無き韓国の娘が狙われた。
慰安婦は志願者だとかいろいろ言われているが様々な連れていかれ方がある。いい仕事があるなどとの誘いに乗った裏には、植民地にされる前からおこなわれていた侵略によって貧しくされていた人たちであること。強制労働させられている肉親を釈放してやる、あるいは、体重を測られて一定以上であれば健康体として連れて行かれたが、敗戦で日本人慰安婦は帰国できたけれど、朝鮮人は毒殺されたり、爆殺されたりした人も多かった。
「国恥」というが、慰安婦が恥ずかしいんじゃない。慰安婦などを作った方が恥ずかしい。
高麗博物館の理事山田貞夫さんの話。高麗博物館は、1.市民がつくる 2.歴史の事実に真向かう 3.韓国併合百年を正しくみていく ことを強調。
海南島で1000人も虐殺されたが、発掘されたのは107体。そこでストップがかかり、それ以上の発掘は行われていない。朝鮮の問題をパネル展示したものをある大学でも展示しようとしたところ、上層部からダメが出た。大阪の人権博物館でも展示物に対して議員から圧力がかかり中止となった。
こうしたことに対して市民なら歴史の真実と真向うことができる。市民であることと歴史と真向かうことは連動している。行政が動かないなら、市民がコツコツと事実を明らかにしていく。
玄香実(ひょんひゃんしる)さんの話。在日三世は何かあるたびに悩まされる。「なぜ拉致などする朝鮮学校にいったか」などと入試の面接でいきなり聞かれてとまどう三世。医師になりたいと努力して日本の高校に入ろうとしたら父に反対されて、大金払って朝鮮人学校にした。人間として当然の権利を行使するために、いちいち闘わなくてはならない。年金がようやく貰えるようになっても、近くの区役所ではダメで品川までいかなくては手続きできない。生活保護を申請すると強制退去させられる。いつまでこんなことが続くのか。韓国併合の真実を伝えて意識の「清算」をすべきだ。
坂内宗男さんの話。公務員になってケースワーカーとして朝鮮人部落を担当した。あまりの貧しさに驚いた。都営住宅には入れない、年金には加入できない、そんな時代だった。人権の視点で在日の方々と関わり始めた。
1910年を語るにはその前史を知らねばならない。日清戦争も日露戦争も朝鮮を舞台に行われた。日本は外交権を奪い、行政権を奪い、ついに国をも奪い、言葉を奪い、名前を奪い、神社参拝を強要した。
敗戦で日本人は皇居に向かって謝罪した。侵略した国の人々への謝罪をしない日本人は鈍感ではないか。
在日の課題は重い。政治レベルでは解決しないので、民間でやるしかないと、若者との交流を密にして将来への希望としている。
会場からの質問「日本の閉鎖性を克服する方法はあるか」。パネラーが異口同音に語ったことは、身近にいる在日と交流をすること、痛みを分かち合うこと。
世の中では、いろいろ議論していますが、キ政連の立場は歴史を正しく見ていくということ。日韓関係では、政治的に恣意的に隠されたことを正しく知ることが大切です。だいたいは知ってるつもりでも、シンポジウムを聞くと、まだまだ知らないこと一杯あるなぁと思いました。
朝鮮人に対して偏見を捨てられない人が一杯いることも在日の人々を苦しめている、その具体例を聞くと心が傷みます。
森川静子さんの話。韓国留学中に日本大使館前の水曜デモに加わった。慰安婦は私の身代わりになったんだと知る。つまり、日本の子女を性病から守るために、汚れ無き韓国の娘が狙われた。
慰安婦は志願者だとかいろいろ言われているが様々な連れていかれ方がある。いい仕事があるなどとの誘いに乗った裏には、植民地にされる前からおこなわれていた侵略によって貧しくされていた人たちであること。強制労働させられている肉親を釈放してやる、あるいは、体重を測られて一定以上であれば健康体として連れて行かれたが、敗戦で日本人慰安婦は帰国できたけれど、朝鮮人は毒殺されたり、爆殺されたりした人も多かった。
「国恥」というが、慰安婦が恥ずかしいんじゃない。慰安婦などを作った方が恥ずかしい。
高麗博物館の理事山田貞夫さんの話。高麗博物館は、1.市民がつくる 2.歴史の事実に真向かう 3.韓国併合百年を正しくみていく ことを強調。
海南島で1000人も虐殺されたが、発掘されたのは107体。そこでストップがかかり、それ以上の発掘は行われていない。朝鮮の問題をパネル展示したものをある大学でも展示しようとしたところ、上層部からダメが出た。大阪の人権博物館でも展示物に対して議員から圧力がかかり中止となった。
こうしたことに対して市民なら歴史の真実と真向うことができる。市民であることと歴史と真向かうことは連動している。行政が動かないなら、市民がコツコツと事実を明らかにしていく。
玄香実(ひょんひゃんしる)さんの話。在日三世は何かあるたびに悩まされる。「なぜ拉致などする朝鮮学校にいったか」などと入試の面接でいきなり聞かれてとまどう三世。医師になりたいと努力して日本の高校に入ろうとしたら父に反対されて、大金払って朝鮮人学校にした。人間として当然の権利を行使するために、いちいち闘わなくてはならない。年金がようやく貰えるようになっても、近くの区役所ではダメで品川までいかなくては手続きできない。生活保護を申請すると強制退去させられる。いつまでこんなことが続くのか。韓国併合の真実を伝えて意識の「清算」をすべきだ。
坂内宗男さんの話。公務員になってケースワーカーとして朝鮮人部落を担当した。あまりの貧しさに驚いた。都営住宅には入れない、年金には加入できない、そんな時代だった。人権の視点で在日の方々と関わり始めた。
1910年を語るにはその前史を知らねばならない。日清戦争も日露戦争も朝鮮を舞台に行われた。日本は外交権を奪い、行政権を奪い、ついに国をも奪い、言葉を奪い、名前を奪い、神社参拝を強要した。
敗戦で日本人は皇居に向かって謝罪した。侵略した国の人々への謝罪をしない日本人は鈍感ではないか。
在日の課題は重い。政治レベルでは解決しないので、民間でやるしかないと、若者との交流を密にして将来への希望としている。
会場からの質問「日本の閉鎖性を克服する方法はあるか」。パネラーが異口同音に語ったことは、身近にいる在日と交流をすること、痛みを分かち合うこと。
孫娘のお腹がゆるくて、幼稚園はお休み。こういうときはママでないと収まりがつきません。私が話しかけても、ほとんど反応なし。
ならば、と、キ政連常任委員会に久しぶりに出席しようと東大前まで出掛けました。
相変わらず皆熱くて、圧倒されました。検察もマスコミも民主党つぶしに奔走してる、というのが、皆の一致した意見でした。戦後の大きな事件はみな検察のでっち上げ、今も昔も変わらない権力。
そうそう、「蟹工船」の小林多喜二の伝記を先日NHK・TVでオンエアしてましたけど、警察につかまって間もなくもどってきたのは死体。太股はどす黒く腫れ、顔はなぐられて血がこびりついていました。
いつの時代になっても恐怖が存在してることを思わずにはいられません。
22日のキ政連総会後の公開シンポジウムは「私たちと『韓国併合百年』。今話題のテーマです。「日韓併合」じゃなくて「韓国併合」なんだということも話題になりました。パネラーから十分な資料が出るかどうかわからないので、キ政連として最低限の資料は用意しようということで、書記長が引き受けました。
総会後の講演やシンポジウムはいつも濃い内容なんですが、今年もまたまた現場の声を色濃く反映したシンポになりそうです。
ならば、と、キ政連常任委員会に久しぶりに出席しようと東大前まで出掛けました。
相変わらず皆熱くて、圧倒されました。検察もマスコミも民主党つぶしに奔走してる、というのが、皆の一致した意見でした。戦後の大きな事件はみな検察のでっち上げ、今も昔も変わらない権力。
そうそう、「蟹工船」の小林多喜二の伝記を先日NHK・TVでオンエアしてましたけど、警察につかまって間もなくもどってきたのは死体。太股はどす黒く腫れ、顔はなぐられて血がこびりついていました。
いつの時代になっても恐怖が存在してることを思わずにはいられません。
22日のキ政連総会後の公開シンポジウムは「私たちと『韓国併合百年』。今話題のテーマです。「日韓併合」じゃなくて「韓国併合」なんだということも話題になりました。パネラーから十分な資料が出るかどうかわからないので、キ政連として最低限の資料は用意しようということで、書記長が引き受けました。
総会後の講演やシンポジウムはいつも濃い内容なんですが、今年もまたまた現場の声を色濃く反映したシンポになりそうです。
久しぶりに東京へ。四谷の聖イグナチオ教会で平和を祈る礼拝「キャロリング・フォー・ピース」
昨年は日程が重なってしまって参加できませんでした。今年もスレスレのところで時間がくっついてるので行けないなぁッて思っていたんですが、手が足りないからきてくれぇっていうので、やりくりして行ってきました。
「すべての人の平和を願い、すべての人の平和を祈る」。私の役割は2番のソロをとること。数年前に歌詞を間違えた曰く付きの歌。わずか8小節なんですが、ドキドキ。結果ほめてくださった方もいて、ウシウシ。いくつになっても、ほめられると嬉しい。アホやなぁと思いながら、幸せな気分で帰ってきました。
ほんとはメッセージカードなど配りながらデモ行進するんですが、雨で中止。デモの代わりに、イラクの現状について「イラクの子どもを守る会」作成のDVDを見ました。
テロや内戦や米軍にやられた多くの子どもたちの悲惨な生活に心が痛みました。
今朝の新聞によれば、オバマ米大統領はノーベル平和賞授賞式で「アフガン戦争は正しい」といったそうですが、戦争に正義なんかあるはずがありません。DVDでは、オバマ以前の大統領が戦争屋の理事で、世界へ戦争屋を派遣して儲けている話もありました。そんなアメリカに日本がすり寄っていく必要なんかないと思うんですよね。
昨年は日程が重なってしまって参加できませんでした。今年もスレスレのところで時間がくっついてるので行けないなぁッて思っていたんですが、手が足りないからきてくれぇっていうので、やりくりして行ってきました。
「すべての人の平和を願い、すべての人の平和を祈る」。私の役割は2番のソロをとること。数年前に歌詞を間違えた曰く付きの歌。わずか8小節なんですが、ドキドキ。結果ほめてくださった方もいて、ウシウシ。いくつになっても、ほめられると嬉しい。アホやなぁと思いながら、幸せな気分で帰ってきました。
ほんとはメッセージカードなど配りながらデモ行進するんですが、雨で中止。デモの代わりに、イラクの現状について「イラクの子どもを守る会」作成のDVDを見ました。
テロや内戦や米軍にやられた多くの子どもたちの悲惨な生活に心が痛みました。
今朝の新聞によれば、オバマ米大統領はノーベル平和賞授賞式で「アフガン戦争は正しい」といったそうですが、戦争に正義なんかあるはずがありません。DVDでは、オバマ以前の大統領が戦争屋の理事で、世界へ戦争屋を派遣して儲けている話もありました。そんなアメリカに日本がすり寄っていく必要なんかないと思うんですよね。
「ボランティアセンターについて話し合いましょう」 と言う会議がありました。登録はしてあるけど、ふだん利用してないので、どうしようかなと思いましたが、様子も知りたいし、もしかしてポリトライブにとっていい話が聞けるかもと思って、出掛けてきました。
びっくりしました。ボランティアセンターが市役所内に移るっていう話でした。せんだっての市長選のマニフェストに6階を市民活動に使うって書いてありましたが、これだったのか。公民館でも市民活動は行われているし、何をするのかなって思っていました。
元役場を改修して教育センター、社会福祉協議会、シルバー人材センターとして使っていますが、耐震構造に変換できないので、すべて引き払うのだそうです。引き払った後は壊すにもお金がかかるので、当分そのままだそうです。市の所有地ですから、利用できないままというのは、いかにも勿体ないですね。
ついでながらごみ焼却場を建てるとき地域対策として建てられた入浴施設「ふろいで」も今期で閉鎖。
ポリトライブの書類を受け入れてくれる事務室でも提供してくれるなら大歓迎ですが、それはなしみたい。パソボラの人たちは、市役所のコンピューターにつなげて、大事なPC類を置く部屋にカギがかけられることを望んでいました。当然ながら、土日祝日にも出入りできなければ、十分なボランティアはできません。
市役所では、福祉課、都市計画課、財政課も入って協議を進めていくそうですが、社会教育がはいってないなぁ。社会教育に事務局のあるポリトライブなどはお呼びナシってことでしょうか。
びっくりしました。ボランティアセンターが市役所内に移るっていう話でした。せんだっての市長選のマニフェストに6階を市民活動に使うって書いてありましたが、これだったのか。公民館でも市民活動は行われているし、何をするのかなって思っていました。
元役場を改修して教育センター、社会福祉協議会、シルバー人材センターとして使っていますが、耐震構造に変換できないので、すべて引き払うのだそうです。引き払った後は壊すにもお金がかかるので、当分そのままだそうです。市の所有地ですから、利用できないままというのは、いかにも勿体ないですね。
ついでながらごみ焼却場を建てるとき地域対策として建てられた入浴施設「ふろいで」も今期で閉鎖。
ポリトライブの書類を受け入れてくれる事務室でも提供してくれるなら大歓迎ですが、それはなしみたい。パソボラの人たちは、市役所のコンピューターにつなげて、大事なPC類を置く部屋にカギがかけられることを望んでいました。当然ながら、土日祝日にも出入りできなければ、十分なボランティアはできません。
市役所では、福祉課、都市計画課、財政課も入って協議を進めていくそうですが、社会教育がはいってないなぁ。社会教育に事務局のあるポリトライブなどはお呼びナシってことでしょうか。