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高柳允子の日々雑感
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裏磐梯へエコ鶴市民の会の仲間と行ってきました。

40年も前に愛農消費者の会と生産者組合の会合の時に案内してもらった鍾乳洞「あぶくま洞」をぜひみたいと、予定に組み込んでもらいました。

初めて見た時は発見からまだ数年しかたっていなかったと思います。裸電球に照らされた洞窟へ綱をつたって入ったように覚えています。

今は見学コースが整い、ユニークな岩には「妖怪の塔」「観音像」「月の世界」など、名前がついていました。現在の様なしっかりした階段がついて見学コースが整ったのは20年ほど前だということでした。

近くにはほかの鍾乳洞もあり、プラネタリウムのある星の村天文台もありましたが、お金も時間もかかるので、遠慮して「見ようよ」と言いそびれてしまいました。

鍾乳洞を見た後は山の頂上まで行って、群生する山ツツジも楽しみながら、風力発電の風車群を見学しました。道に迷ってソーラー発電のパネルがズラッと並んだ箇所も見つけて、写真に収めました。

道に迷ったおかげで、新緑の木々が作るトンネルをくぐって延々と走り、何とも素敵な時間を味わいました。

眼下に拡がる山々は新緑と深緑の濃淡に覆われて、とても美しく、緑の合間に時折姿を見せる山藤は得も言われぬ美しさでした。猿のファミリーにも出会いました。

「三春」とか「川内」とかの表示板を見ると、放射能に悩まされている地域のあることを思い、山の連なる裏磐梯とは違った生活がそこにあることを思いました。

ここしばらくはなんだかだと悩み多く、気持ちも焦っていましたが、幸せな2日間を過ごして、再び闘う元気が出ました。

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