高柳允子の日々雑感
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昨日、ママとパパが買い物にでかけた間、ばあちゃんと留守番するゥと孫娘。
1人でせっせと絵を描いています。小さなメモ用紙に朝から何枚も描いています。
眠り姫の絵は時折描いていますが、また描き始めました。
頭が三角の舟形お棺に納まって、花が散らしてあります。
ここまではいつもと同じ。
なにやらお話をしながら描いています。
「ああーっ、引っ張らないでーっ、からだがさけちゃうーっ」
えーっ、そりゃ、なんだ!?
「ヤメテェー」
ど、ど、どうしたの? そんな気持ち悪いお話やめて!
「そうだ、ほうちょう、かこ」
エーッ、包丁!? どうして!?
数秒後、ワーッと泣きながら、私の胸に飛び込んできました。
――自分で創ったお話でこわくなっちゃったの?
「うん」
――あの絵、すてちゃお。
「うん」
あとで捨てた絵を拾って見ました。
花で埋まった女の子が真っ黒にぬりつぶしてあります。
両サイドに描かれた女の子は涙を流しています。
右上に1センチほどの小さな包丁らしきもの。
はてさて、なにゆえにこのような絵を描いて、こわーいお話になっちゃったのでしょうねぇ。
最近とみになまいきになってる5歳児、これから何が起こるか、ちょっとこわーい!
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3.11の頃「ちきゅうはバクハツするのか」とか「ママもしぬのか」とか、ネガティブ思考だった孫娘、ここのところ、落ち着いてるかと思ったら、こんどは「ゴメンナサイ」が始まりました。
ちょっと足にさわっただけなのに「ゴメンナサイあし、ふみました」。食べこぼしにも「ゴメンナサイこぼしちゃった。ゴメンナサイ」。「ころびそうになりました、ゴメンナサイ」
「やっとネガティブ思考から抜け出したと思ったのに」とママはウンザリ。
仕方ないのでDon’t worry.とNo problem.で対応しています。
ちょっと足にさわっただけなのに「ゴメンナサイあし、ふみました」。食べこぼしにも「ゴメンナサイこぼしちゃった。ゴメンナサイ」。「ころびそうになりました、ゴメンナサイ」
「やっとネガティブ思考から抜け出したと思ったのに」とママはウンザリ。
仕方ないのでDon’t worry.とNo problem.で対応しています。
4日ほど前、5歳の孫娘は「ショルイをつくる」と私の部屋にいこうといいました。なんのことかわからず、あれこれ質問したところ、パソコンで何かやりたいんだとわかりました。
何をしたいのか聞いても、本人もよくわかりません。
なんとか、名前を書こうというところで折り合いをつけました。
あとはボチボチ。ねんれい、しんちょう等々個人情報オンパレード。
ママに教わったローマ字を捜しながら打ちます。教えるのが早すぎると怒ります。どうしても分からないと本人が認識したところで「ディーとオーだよ」とかいうと結構素直に捜して打ちます。
次の日は「すきなたべもの」とか「すきなおかし」とか「すきなアクセサリー」を打ち込みました。
プリントアウトしたら、「ショルイ ショルイ」と言って大事に持ち歩いています。
何をしたいのか聞いても、本人もよくわかりません。
なんとか、名前を書こうというところで折り合いをつけました。
あとはボチボチ。ねんれい、しんちょう等々個人情報オンパレード。
ママに教わったローマ字を捜しながら打ちます。教えるのが早すぎると怒ります。どうしても分からないと本人が認識したところで「ディーとオーだよ」とかいうと結構素直に捜して打ちます。
次の日は「すきなたべもの」とか「すきなおかし」とか「すきなアクセサリー」を打ち込みました。
プリントアウトしたら、「ショルイ ショルイ」と言って大事に持ち歩いています。
5日ほど前、孫娘が突然 「チキュウはバクハツするの?」と言い出しました。
「そうね、バクハツするかもね」
「じゃ、死ぬんだよね」
「何十億年もあとにね」
「しぬの、やだ」
「何十億年もあとだから」
「やだ、しぬの、やだ」
「人間は誰だって、いつか死ぬんだよ」
「でも、やだ」
「科学が発達して、宇宙へ移動できるようになるかもしれないよ」
「ウチュウ、って?」
「地球は銀河系のなかにあるんだけど、
そういうのが何億あるか分からないくらいあるから、
地球から出て行けばいいのよ」
「空気がないと生きていけないよ」
「地球と同じ環境で空気のある星があるかもしれない。
科学者になって、自分で探すと面白いよ」
何を言っても涙を流して泣くのです。
毎日1回はこんな会話をして泣くのです。
震災のニュースのせいでしょうか。
実際に津波などで流された子たちはどんなにこわかったことでしょう。
「そうね、バクハツするかもね」
「じゃ、死ぬんだよね」
「何十億年もあとにね」
「しぬの、やだ」
「何十億年もあとだから」
「やだ、しぬの、やだ」
「人間は誰だって、いつか死ぬんだよ」
「でも、やだ」
「科学が発達して、宇宙へ移動できるようになるかもしれないよ」
「ウチュウ、って?」
「地球は銀河系のなかにあるんだけど、
そういうのが何億あるか分からないくらいあるから、
地球から出て行けばいいのよ」
「空気がないと生きていけないよ」
「地球と同じ環境で空気のある星があるかもしれない。
科学者になって、自分で探すと面白いよ」
何を言っても涙を流して泣くのです。
毎日1回はこんな会話をして泣くのです。
震災のニュースのせいでしょうか。
実際に津波などで流された子たちはどんなにこわかったことでしょう。
5歳になったばかりの孫娘はママの姑からもらった「実用語小字典」をひさしぶりに開いて遊んでいます。70ミリ×103ミリのかわいい字典です。
最初のページを開いてなにか言っています。
~あたらしい あいうえおをかいました。でも、あたらしい あいうえをがなかったので、ふるい あいうえおをかいました。~
~えぶらのえんびき たいせんをします。えびをたべるときには きをつけてください。いきている えびですから こわいですよ。~
~えいたんがいました。えいたん はらいます。 えいだつも います。だから きをつけないとだめです。~
~ぷりんは おいしいおかしだった。~
パッとひらいたページに「女将」という字を見つけます。「じょしょう」とふりがな。
~じょしょう じつせのも じしてきしゃく そのなまえをとって ほうせきをもった。~
「具足」をみつけます。
~わたしたちの すむまち えびさんの くそくがありました。みんなの こころを よむために かんせいしんごうをよみます。~
私がメモしているのを見て、こんどは積極的に「よむから かいてね」といいます。
~しょうじょうけんが ありました。そのなまえをかいて みんなをよろこばせよう。みんなも たのしくなってから ゆうえんちに いこうとした。このひろばのゆうえんちと なかよくするには、いっぱいあそぶことがじょうけんです。ゆうえんちでたのしみましたとさ。~
次は自分が書くから読んでといいます。
お話のつじつまが合わないと、自分のことは棚にあげて「だめぇ」といいます。3行ほどかいたあとは追いつかなくて、ぜんんまいのようなものを書いて、メモをとったつもりになっています。
もう寝る時間です。 「あしたも つづきをするから、とっておいてね」と言って、ママに促されて2階にあがっていきました。
吹き出しそうになりながら「おやすみ」をしました。
最初のページを開いてなにか言っています。
~あたらしい あいうえおをかいました。でも、あたらしい あいうえをがなかったので、ふるい あいうえおをかいました。~
~えぶらのえんびき たいせんをします。えびをたべるときには きをつけてください。いきている えびですから こわいですよ。~
~えいたんがいました。えいたん はらいます。 えいだつも います。だから きをつけないとだめです。~
~ぷりんは おいしいおかしだった。~
パッとひらいたページに「女将」という字を見つけます。「じょしょう」とふりがな。
~じょしょう じつせのも じしてきしゃく そのなまえをとって ほうせきをもった。~
「具足」をみつけます。
~わたしたちの すむまち えびさんの くそくがありました。みんなの こころを よむために かんせいしんごうをよみます。~
私がメモしているのを見て、こんどは積極的に「よむから かいてね」といいます。
~しょうじょうけんが ありました。そのなまえをかいて みんなをよろこばせよう。みんなも たのしくなってから ゆうえんちに いこうとした。このひろばのゆうえんちと なかよくするには、いっぱいあそぶことがじょうけんです。ゆうえんちでたのしみましたとさ。~
次は自分が書くから読んでといいます。
お話のつじつまが合わないと、自分のことは棚にあげて「だめぇ」といいます。3行ほどかいたあとは追いつかなくて、ぜんんまいのようなものを書いて、メモをとったつもりになっています。
もう寝る時間です。 「あしたも つづきをするから、とっておいてね」と言って、ママに促されて2階にあがっていきました。
吹き出しそうになりながら「おやすみ」をしました。