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農園作業日。草はしっかり根を張っていて、なかなか抜けないし、蚊には刺されるし、汗は滝のように落ちるし…ああ、やだやだ!
でもね、開拓って、こんなもんじゃなかったはず。1時間くらいで根を上げて、どうする!
土曜日の深夜NHKスペシャルで満蒙開拓団を取り上げていました。戦局怪しくなっていても移民を送り続けた官僚。一度決めたことは中止しない官僚。いや、撤退に関する取り決めがなかったのです。そのことで国民が難儀していることなんか意に介さないのが官僚というものです。そして、移民にも召集令状がきて、女子どもだけになったところへ、ムリに土地を取り上げられた現地人の襲撃に会い、なぶりごろしになるよりはと、集団自決します。
移民割り当ての半分を、ようやく送り出した村長は、このことを知って、後に自殺しています。
ここ鶴ヶ島だって、共栄方面の人は開拓者たちです。土地は貧弱で、大変苦労したと聞いています。
エコ鶴市民の会は、生ごみを大地に返そう、健康な土を大事にしていこうって、がんばっていますが、目下わずか300坪ていど。大地を守るなんて、とても言えた義理ではありません。
汗だくだく流しながら、いろいろなことが頭をよぎりりました。
放射線像写真展を個人で主催した方がいます。市民センターまつりでも展示会出来ないか検討するため、仲間にも見てもらいました。
放射能に汚染された鳥の羽、葉っぱ、野ネズミなどをレントゲン用のフィルムで撮影すると、放射能に汚染された部分が黒く写ります。
放射能は見えない、匂わない、触れないと言われていますが、なんと、この方法では見れてしまいます。
6月に帰還解除された川内村の元村議西山千嘉子さんは、この写真展を広める活動をしています。またアメリカの原発廃炉活動をしている団体からの招待で、福島の実態について講演もしています。
原発立地地域では、長年経済的援助を受けてきたため、NOと言える状況になく、安全だと言う政府広報にすがって生きているようです。
裏磐梯へエコ鶴市民の会の仲間と行ってきました。
40年も前に愛農消費者の会と生産者組合の会合の時に案内してもらった鍾乳洞「あぶくま洞」をぜひみたいと、予定に組み込んでもらいました。
初めて見た時は発見からまだ数年しかたっていなかったと思います。裸電球に照らされた洞窟へ綱をつたって入ったように覚えています。
今は見学コースが整い、ユニークな岩には「妖怪の塔」「観音像」「月の世界」など、名前がついていました。現在の様なしっかりした階段がついて見学コースが整ったのは20年ほど前だということでした。
近くにはほかの鍾乳洞もあり、プラネタリウムのある星の村天文台もありましたが、お金も時間もかかるので、遠慮して「見ようよ」と言いそびれてしまいました。
鍾乳洞を見た後は山の頂上まで行って、群生する山ツツジも楽しみながら、風力発電の風車群を見学しました。道に迷ってソーラー発電のパネルがズラッと並んだ箇所も見つけて、写真に収めました。
道に迷ったおかげで、新緑の木々が作るトンネルをくぐって延々と走り、何とも素敵な時間を味わいました。
眼下に拡がる山々は新緑と深緑の濃淡に覆われて、とても美しく、緑の合間に時折姿を見せる山藤は得も言われぬ美しさでした。猿のファミリーにも出会いました。
「三春」とか「川内」とかの表示板を見ると、放射能に悩まされている地域のあることを思い、山の連なる裏磐梯とは違った生活がそこにあることを思いました。
ここしばらくはなんだかだと悩み多く、気持ちも焦っていましたが、幸せな2日間を過ごして、再び闘う元気が出ました。
日曜日、小川町でバイオガス発電の話しがありました。
小川町では、町民が生ごみを分別排出し、
行政が回収と運搬をし、
NPOふうどが施設の維持管理・バイオガス活用をしています。
実を言うと、戦争法廃止運動に関して電話がかかってきて、
会には遅刻をしました。
小川町の話しは聞きそびれましたが、
小川町を参考にして始めたという福岡県大木町の話しを聞くことが出来ました。
人口約14,500人の町で、全町民が参加して、
生ごみをバケツコンテナ方式で回収しています。
ごみゼロを目標とし、循環の町づくり拠点として「おおき循環センターくるるん」において、生ごみ・し尿・浄化槽汚泥をバイオマス資源化し、発電もしているのです。
この事業の効果として5点あげられています。
1.ゴミが半減する
2.地域ぐるみの協働事業で地域の一体感が生まれる
3.地域農業への貢献
4.環境負荷の低減(CO2が73%削減)
5.ごみ処理費の削減
総体として地域の活性化に貢献している、というわけです。
こうした事業がうまく回転しているのは、仕組みつくりがうまくできたからのようです。まず住民の意識と実践があって、そこをサポートする行政があって、個人的な努力だけではない、行政の号令だけでもない、協働体制ができあがっているのです。
エコ鶴市民の会では、まさにそのようなことを夢見て、生ごみを集めて堆肥化し、畑を耕して努力中です。今後は、どう行政を巻き込んでいくか、知恵のしぼりどころです。
毎月訪問を欠かさないようにしていたSさんにすっかりご無沙汰してしまいました。
それで、年が明けないうちにと暮れにお訪ねしました。
Sさんは週2回のデイサービスとシルバーカーで買い物にいくことで健康を保っています。
久しぶりだったものですから、新聞切り抜きドッサリたまっていました。
いつもわたしのためにとっておいてくださるのです。
その数なんと50数点!
お正月じっくり目を通すことにしていたんですが、まずは「火山」から。
火山て奥深いんですね。
「人間中心史観の限界」
「いつか必ず起きる「想定外」」
「火山の神と生きる人々」
「火山が文明を育んだ」
折しもNHK総合テレビで舞踊家田中泯が太平洋バヌアツの火山訪問放映。
圧倒的なエネルギー!
地震との関連も欠かせない。
4つのプレートの交差する地震大国日本。
そもそも原発などつくってはいけない国なのです。